乾癬と関節炎は関係があるの?

乾癬は関節にも症状がみられることがあります。
このような、関節症状を伴う乾癬を関節症性かんせつしょうせい乾癬かんせん(乾癬性関節炎)といいます。
関節症状にはさまざまあり、原因となる炎症の種類により、症状は次のように異なります。

  • 手足の関節の痛みや腫れ
  • 関節の変形
  • アキレス腱や踵などの圧痛
  • 腰痛に似た症状
  • 自覚症状がない など

このように、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の症状は他の疾患と似ていることから見分けることが難しい、認知度が低い、患者さんによって発症のしかたが異なる、などの理由により診断が遅れることがあります。
関節炎の病状が進行すると関節が変形をきたすこともあるため、早期発見に努める必要があります。

関節症性乾癬(乾癬性関節炎)について詳しくはこちら

関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の早期発見、
悪化を把握するためにできること

関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の早期発見や症状の悪化に少しでも早く気づくために、次のことを行うようにしましょう。

  • 乾癬には、関節に症状が出るものもあると認識する
  • 自分の症状を定期的に確認する

乾癬には、重症度を評価する方法として、いくつかの計算スコアがあります。その中のPASE(ペース)と呼ばれる関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の計算スコアは、全15項目の質問からなり、患者さんご自身で行うことができます。各質問のスコアの合計により重症度を評価することができるため、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)の早期発見や悪化の把握に役立ちます。

ご自分の症状について定期的に数字で確認し、必要に応じて主治医へ相談するようにしましょう。