乾癬と肥満の関係

乾癬と肥満は関係性があると考えられてきました。
実際、BMI* 、体脂肪率、内臓脂肪が高いほど、皮膚症状の重症度が高かったという報告があります1) 。原因は、内臓脂肪にある肥満細胞組織からもTNFαが産生され、体内のTNFαの量が増えるからだと考えられています。
このTNFαが、乾癬を悪化させるため、乾癬と肥満の改善やこれも考慮した治療が大切になります。

* BMIとは…
身長と体重で計算した体格指数のことです。日本ではBMI 25以上を肥満としています。

計算方法
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))=BMI
170cm/80kgの患者さんの場合
80÷(1.7×1.7)=27.68⇒BMIは「27.68」となります。

気をつけたい生活習慣

肥満には、食事や喫煙、睡眠、仕事、ストレスなどの生活習慣の乱れが関係していますが、これらは乾癬を悪化させる原因にもなります。
肥満の原因となる、早食い・間食・夜食などの生活習慣は内臓脂肪がたまりやすいため、規則正しい食生活を心がけましょう。

1)高橋英俊.皮膚アレルギーフロンティア.2009; (7)3: 31-36.